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新日本風土記は日光うら道隠れ里だった

今日の新日本風土記は、日光うら道隠れ里でした。

栃木県日光市は、日光東照宮をはじめ人気スポットが多く、リピーターの多さでも知られます。

将棋の駒が安産祈願として知られる神社など知られざる冬の日光を特集していました。

日光うら道隠れ里

男体山を主峰とする日光連山は、2000m級の山々を超えた北側に、地元の人が裏日光と呼ぶ土地があります。

江戸時代、日光東照宮の神領だった裏日光は、険しい山を超えて人々が行き交いました。

土呂部

土呂部はすり鉢状の地形で、関東一の寒さ氷点下19.5℃を記録しました。

現在、土呂部に暮らす人は32人です。

病院も郵便局も雑貨屋もありませんが、必要な時には美容師に出張で来てもらうなどしています。

記録のある1959年の映像では、土呂部の人々は山仕事を生業にしていて、170人が暮らしていました。

現在、住民32人のうち最も若い人が55歳で、平均年齢は54歳です。

村上トモ子さんが通った分校は46年前に廃校となり、今は公民館になっています。

この日、土呂部の冬の楽しみが始まっていました。

女性たちが手料理を持ち寄り、味を誉め合いよもやま話をした後、森へ繰り出し、楓から集めた樹液でメープルシロップを作ります。

土呂部のメープルシロップは、道の駅ですぐに売り切れるほどの人気です。

日光天然氷

今人気の日光天然氷は、山の湧き水を真冬の寒さでゆっくり凍らせました。

100年ほど前から作られました。

息子と天然氷を作っている山本雄一郎さんは、固くて溶けにくい極上の氷に情熱を注ぎます。

11月下旬、最初の寒波が来る前に氷作りが始まります。

澄み切った水を池に引き込み、12月中旬、寒波が来る時に波を止めます。

1回目の氷は、表面の塵・埃を取るためのもので、不純物を取り除くと硬さが一段と増します。

山本さんは、先代の古新良次さんが廃業する時に譲り受けました。

氷の大敵は雪です。

積もってしまうと冷気を遮り、氷が育たなくなります。

雪が降ると、山本さん親子は夜通しの除雪に追われます。

約1か月かけて氷が十分な厚さに成長したら収穫します。

1冬に2回行われる収穫には、毎年たくさんのボランティアが手伝いに来ます。

氷は涼しい氷室で、夏まで溶けずに保存されます。

160トンが全国に出荷されます。

独特の正月料理

日光には独特の正月料理がいくつもあります。

アブラツノザメの煮付け

日光東照宮の元神主の星野藤雄さんの家では、魚の煮付けを作ります。

傷みにくいアブラツノザメは、昔貴重な海の幸でした。

湯波

精進料理として作られてきた湯波も食卓に並びます。

湯の波と書くのは、他の地域と製法が違うからです。

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老舗の揚巻湯波

森敏一さんは、老舗の5代目です。

妻の公子さんは、揚巻湯波を担当しています。

公子さんは22歳で嫁いで以来、63年間毎日湯波を揚げ続けています。

1日に1000個ほど揚げるそうです。

去年、7代目夫婦に待望の長男が生まれました。

8代目になるかもしれないのは絢飛くんです。

日光東照宮の陽明門

日光東照宮の陽明門は、おびただしい数の彫刻が彩る名建築です。

鹿沼今宮神社例祭

一方、動く陽明門の異名を取る山・鉾・屋台行事がユネスコ無形文化遺産に登録されました。

この行事は、鹿沼今宮神社例祭です。

江戸時代から掘り始められた彫刻で、江戸時代の職人たちが鹿沼にとどまり腕をふるってきました。

傷んだ屋台彫刻を新たに掘り直す職人の黒崎孝雄さんは、東照匠の技に惚れ込み彫師になろうと決意しました。

車師の乾芳雄さんは、鹿沼にある屋台彫刻の全てを担当しています。

釘を1本も使わず組み上げる技術を独学で身につけました。

「1度作れば100年持つ」

と乾さんは話します。

川俣集落

裏日光の1番奥にある集落の川俣では、みんなの新聞受けの冷蔵庫があります。

80人が暮らすこの集落は、55年前にできました。

かつては鬼怒川源流近くで暮らしていた住民が、ダム建設に伴って山裾に移り住みました。

山神

川俣の住民は、代々山神を祀ってきました。

公民館の煤払いも住民のほぼ全てが参加し、神事が2日間にわたって行われます。

村がダムに沈むより前から続いてきた鹿の狩りも行われます。

仕留めたら祈りを捧げ、山の神の恵みは肉も皮も内蔵も平等に分かち合ってきました。

一方、屋台巡航は祭りが中止になっても行われました。

Twitterでの新日本風土記でやってた日光うら道隠れ里への反応

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