米Amazon傘下のオンライン実況サービスTwithで、情報漏えいがあったようです。
We can confirm a breach has taken place. Our teams are working with urgency to understand the extent of this. We will update the community as soon as additional information is available. Thank you for bearing with us.
— Twitch (@Twitch) October 6, 2021
Twitchが情報漏えいのツイートをしたようですが、それより前に、ゲーム系メディアの米VGCが、Twitchのソースコードやクリエイターへの支払いリストなど約125GB分を盗んだ攻撃者が、米匿名掲示板「4chan」にそれらのデータへのリンクを投稿したと報じました。
VGCは、これらが本物であることを確認したようです。
データのリークの背景
投稿者は、
「Twitchのコミュニティは嫌な廃墟」
で、リークの目的は、
「オンライン動画ストリーミング市場の混乱と競争を促進する」
ことだというコメントを添えたようです。
流出したデータ
VGCによると、Twitchのソースコード全体、2019年からのクリエイターへの支払い一覧、Twitchクライアントのコード、独自SDKと内部AWSサービス、Amazon Game Studiosが準備中のSteamと競合するサービスのソースコード、セキュリティツールなどが流出したようです。
ユーザーの個人データが含まれているかどうかは不明のようです。
しかし、4chanへの投稿者は、この投稿を「パート1」としているようで、VGCは、Twitchユーザーに対し、念の為にパスワードを変更し、2要素認証を有効にしておくよう勧めているそうです。
データ流出の背景
Twitchは、内部の問題を解決するために4月にポリシーを強化しました。
しかし、一部の人気ストリーマーは、8月、Twitchの対策が不十分だとし、配信を停止することでTwitchに抗議していたようです。