令和の学校には当たり前のようにあるものが、昭和や平成の学校にはなかったり、逆にあったものがなくなっていたりします。
今回は、令和の学校から消えたものをランキング形式で紹介します。
昭和の遊具や理科の実験道具はどこへ行ったのでしょうか?
目次
第10位:プールの横の水槽・目洗い場
プールの授業や遊泳の前に、必ず腰までつかる水槽や目を洗う場所がありましたよね。
これは、プールの水質を保つために、体や髪の毛の汚れを落とすためのものでした。
しかし、現在のプールはろ過装置や塩素で水質を管理しているので、水槽や目洗い場は必要なくなりました。
シャワーでさっと洗うだけでOKです。
第9位:ブルマ・スクール水着
女子の体操着や水着は、昔はブルマやスクール水着という密着型のものが多かったですが、今はほとんど見かけません。
これは、性的対象に見られるのが嫌だという女子の声や、男女平等の観点から、男女共にハーフパンツやTシャツのようなゆったりしたものに変わりました。
また、体操着や水着も学校指定でなくてもいいというところも増えています。
第8位:焼却炉
学校で出るゴミは、昔は焼却炉で燃やして処分していました。
しかし、2000年にダイオキシン類対策特別措置法が施行されて以来、焼却炉の使用は禁止されました。
ダイオキシンは発がん性や内分泌撹乱作用があるとされる有害物質で、環境や健康に悪影響を及ぼします。
現在の学校では、一般家庭と同じようにゴミを分別して捨てています。
第7位:連絡網
学校やクラスの連絡事項を伝えるために、昔は連絡網というものがありました。
これは、学級委員や担任が一人ずつ電話で連絡するというもので、時間や手間がかかるものでした。
しかし、今はインターネットやスマホが普及しているので、メールやLINEなどのツールで簡単に連絡できます。
連絡網はもう必要ありません。
第6位:アルコールランプ・石綿付き金網
理科の実験でおなじみのアルコールランプや石綿付き金網も、今はあまり使われません。
これは、火を使うことによる事故や火傷の危険性や、石綿の健康被害が問題視されたためです。
現在の理科の実験では、安全で手軽なガスコンロや電気プレートなどが使われています。
第5位:ぎょう虫検査
ぎょう虫とは、小腸に寄生する寄生虫の一種で、手洗いや食事の衛生が悪いと感染することがあります。
昔は、ぎょう虫の感染が多かったので、学校で定期的にぎょう虫検査を行っていました。
しかし、今は生活環境や衛生状態が向上して、ぎょう虫の感染が激減しました。
そのため、ぎょう虫検査は廃止されました。
第4位:座高測定
身体測定で必ず行われていた座高測定は、2015年度限りで廃止されました。
座高とは、座った状態で頭頂から床までの高さのことで、内臓の発達具合で健康度がはかれるとされていました。
しかし、現代にはもっと優秀な測定方法があるということで、座高測定は必要なくなりました。
第3位:白線用の消石灰
運動会や体育の授業、部活などでグラウンドに白線を引くときに使われていた消石灰も、今は使われません。
消石灰は強いアルカリ性のもので、肌や目に触れるとやけどをしたり、吸い込むと呼吸困難になったりする危険があります。
また、環境にも悪影響を与えるということで、白線用の消石灰は使用禁止になりました。
現在は、水溶性の白色ペイントやスプレーなどが使われています。
第2位:鉄棒・ブランコ・すべり台
昭和の学校には、鉄棒やブランコやすべり台などの遊具がたくさんありました。
これらの遊具は、子どもたちの運動能力や創造力を高めるというメリットがありましたが、反面、事故やけがのリスクも高かったです。
特に、鉄棒は落下やぶつかりなどで頭や首を負傷することが多く、重大な後遺症につながることもありました。
そのため、今の学校では、鉄棒やブランコやすべり台はほとんど見かけません。
代わりに、安全で楽しい遊具が設置されています。
第1位:校歌・校章・校旗
そして、令和の学校から消えたものの第1位は、校歌や校章や校旗です。
これらは、昔は学校のアイデンティティや伝統を表すものとして、大切にされていました。
しかし、今は、学校の多様性や個性を尊重するという考え方が広まっています。
そのため、校歌や校章や校旗は、強制的に歌ったり掲げたりするものではなく、自由に選択できるものになっています。
また、校歌や校章や校旗を作らない学校も増えています。
令和の学校から消えたものランキングまとめ
以上が、令和の学校から消えたものランキングでした。
いかがでしたか?
昭和や平成の学校とは、大きく変わっていますね。
令和の学校は、安全で快適で自由な学校になっています。
しかし、昔の学校にも良いところや懐かしいところがありますね。
世代を超えて、学校の話題で盛り上がってみてはいかがでしょうか?
Xでの令和の学校から消えたものへの反応
平成から令和にかけて学校から消えたもの・消えつつあるもの
組体操
座高測定
アルコールランプ
体育座り(三角座り)← NEW!!体育座りがなくなった場合、どういう座り方になるんだろう。正座?あぐら?
— うつろ@固定ツイートに新曲 (@Utsuro_Composer) January 23, 2023
夕方観てた情報バラエティで「令和の小学校で消えたもの」というのをやっていて、学校のチャイムが無くなった事に驚いたけど、その理由が「近隣への騒音問題」というのに呆れた
元々学校が建ってる近隣に後から越して来て、やれチャイムが~運動会の声が~とクレーム付けるってマジ基地クレーマーだわ— Ramie@自宅療養中(今は入院ちう) (@Rafile8) May 21, 2021