本ページはプロモーションが含まれています

Twitterまとめ ネットの知恵 旬な話題 生活の知恵 話題の物

Apache Log4jにまた脆弱性が見つかりバージョン2.17.0を公開

Apache Software Foundation、通称ASFが、Javaのログ出力ライブラリーApache Log4jの最新バージョンとなるApache Log4j 2.17.0をリリースしました。

バージョン2.0-alpha1から2.14.16までにサービス妨害、いわゆるDoS攻撃を発生させる恐れのある脆弱性が見つかり最新版で修正したそうです。

ASFよると、バージョン2.0-alpha1~2.14.16では、自己参照Lookupでの制御されない再起が保護されていません。

そのため、ロギング構成のコンテキストルックアップで、$$ {ctx:loginId}などデフォルト以外のパターンレイアウトを使用していると、攻撃者がスレッドコンテキストマップ、MDCで、再帰ルックアップを含む悪意ある入力データを作成するなどして、スタックオーバーエラーが発生し、システムが停止してしまうそうです。

脆弱性の影響を受けるのは、log4j-coreJARファイルを使用している場合だけだそうです。

log4j-apiJARファイルのみを使用するアプリケーションや、Log4j以外のLog4netやLog4cxxなどApacheのロギング関連のプロジェクトには影響しないそうです。

共通脆弱性評価システム、CVSSによる基本値での評価は7.5となっているそうです。

また、脆弱性の影響を回避する方法としては、ロギング構成のPatternLayoutで$ {ctx:loginId}や$$ {ctx:loginId}などのコンテキストルックアップをMDCのパターン、%Xや%mdcまたは%MDCに置き換えるか、$ {ctx:loginId}や$$ {ctx:loginId}などのコンテキストルックアップへの参照を削除することが紹介されています。

今回見つかった脆弱性は、アカマイ・テクノロジーズの岡本英輝氏、トレンドマイクロリサーチのGuy Lederfein氏、匿名の人物がそれぞれに発見しました。

トレンドマイクロのZero Day Initiativeは、バージョン2.0-beta9~2.14.1で報告されたリモートコード実行の脆弱性、通称Log4Shellと同様にLookupに起因するものの、Log4Shellとは異なるものだと解説しています。

Twitterでの新たなApache Log4jの脆弱性への反応

-Twitterまとめ, ネットの知恵, 旬な話題, 生活の知恵, 話題の物
-, , , ,

© 2024 アラ還おやじのコーヒータイム!これっていいんじゃない?