食べ放題・バイキングの店は、お客様に定額で好きなだけ食べさせるというサービスを提供しています。
実は食べ放題・バイキングの店は、お客様に満足感を与えるだけでなく店側にも利益をもたらす仕組みになっています。
食べ放題・バイキングの店がなぜ儲かるのか、その仕組みやメリット、デメリットについて解説します。
目次
驚きの食べ放題・バイキングの店の仕組み
食べ放題・バイキングの店の仕組みは、以下のようになっています。
- お客様は、時間制限やメニュー制限のある定額の料金を支払います。
- お客様は、店内にある料理や飲み物を自由に取りに行き、好きなだけ食べます。
- 店側は、お客様の食べる量や時間に関係なく、一定の収入を得ます。
- 店側は、食材や人件費などの経費を抑える工夫をします。
この仕組みによって、お客様はお得感や満足感を感じることができます。
一方、店側は客単価を上げることができる仕組みになっています。
また、食材の仕入れや調理、提供の効率化によって、経費を削減することができます。
このように、食べ放題・バイキングの店は、お客様と店側の双方にメリットがある仕組みになっています。
企業秘密!食べ放題・バイキングの店の価格設定と原価率の計算方法
食べ放題・バイキングの店の価格設定は、重要なポイントで企業秘密も言えます。
そんな価格設定には、以下のような要素を考慮します。
- お客様にお得感を感じてもらえる価格かどうか
- 店のイメージやコンセプトに合った価格かどうか
- 地域や競合店の相場に合わせた価格かどうか
- 食材や人件費などの経費をカバーできる価格かどうか
そして、価格設定の方法には、以下のようなものがあります。
- 原価率から計算する方法
- ターゲット層の食べる量から計算する方法
- 単品メニューの合計から計算する方法
原価率から計算する方法
- 食材や飲み物の仕入れ原価の合計÷売上高×100
原価率から計算する方法は、食材や飲み物の仕入れ原価の合計を売上高で割り、100をかけることで求めます。
一般的に、飲食店の原価率は30%が目安と言われます。
しかし、この方法では、お客様のお得感や店のイメージなどを無視した価格設定になりやすいのでおススメできません。
ターゲット層の食べる量から計算する方法
- メインターゲットの原価合計÷店が決めた想定原価率:お客様から見て魅力的な金額
ターゲット層の食べる量から計算する方法は、店が一番利用してほしいメインターゲット(例えば25歳男性)を決めて、肉料理、サラダ、デザート、ドリンクなどをどれくらい食べると満足するか、およその量とその原価を計算します。
その原価合計を店が決めた想定原価率で割った金額と、お客様から見て魅力的な金額の双方を見比べて価格決定します。
この方法では、お客様のお得感や店の利益をバランスよく考えることができます。
単品メニューの合計から計算する方法
単品メニューの合計から計算する方法は、食べ放題メニューに使う料理やドリンクの原価率計算が適正であれば、料理は0.5皿単位の売価、ドリンクは0.5杯単位の売価を基にどの料理やドリンクを1人が決められた時間内にどれくらいの量を食べ飲みするかシミュレーションして、食べ放題売価とすり合わせをして、食べ放題商品の内容決定と売価の決定をします。
この方法では単品メニューとの比較がしやすく、お客様にお得感を与えることができます。
食べ放題・バイキングの店のメリットとデメリット
食べ放題・バイキングの店は、店側にとってもお客様にとってもメリットが多いですがデメリットもあります。
以下に、メリットとデメリットをまとめてみました。
店側のメリット
- 収益を得やすい
- 人件費を削減できる
- 食材のロスを減らせる
- 集客力が高い
- リピート率が高い
- 口コミ効果が大きい
店側のデメリット
- 原価割れのリスクがある
- 食品衛生管理が難しい
- サービスの質が低下する可能性がある
- お客様のマナーが悪い場合がある
- 他の店との差別化が難しい
- メニューの変更が難しい
まとめ
食べ放題・バイキングの店は、お客様に定額で好きなだけ食べさせるというサービスを提供しています。
実はお客様に満足感を与えるだけでなく、店側にも多くの利益をもたらす仕組みになっています。
価格設定や経費削減などの工夫によって、収益を得やすく、人件費や食材のロスを減らすことができます。
また、集客力やリピート率、口コミ効果なども高くなります。
しかし、
- 原価割れや食品衛生管理
- サービスの質
- お客様のマナー
- 他の店との差別化
- メニューの変更
など、デメリットや課題もあります。
Xでの食べ放題・バイキングの店への反応
どんな食べ放題も、儲かる仕組みがちゃんとできてるし、価格も儲かる価格に設定されているわけで、相当大食いしないとお得になんかならないのが現実
— fuyuki♀︎@高尾 (@fuyuki006622) November 19, 2023
夫が職場の人たちとホテルバイキングに行ったらしいんだが、皆が元を取ろうと食べすぎたって……
前から私言ってますよね
「世の中、胴元が儲かる仕組みになってる」って
— ユイスキー☆イチヂク漬け (@uyuy_801801) March 2, 2023
食べ放題は、店が儲かる仕組みになってる。
お客が得したような気にさせて、お金を使わせる戦略ですよ。
— Kei Ichikawa 56 (@ichikawa_kei) June 20, 2022
食べ放題は食べる客と食べない客で儲けの天秤をかけるから、食べない客が多いほど店は儲かる仕組みだから、食べない客は普通に頼んだ方が安く済んだりする
— 保場@ガーリックライス3世 (@jal2kyan) February 8, 2022
食べ放題や飲み放題のときに「原価が○○だから絶対に元は取れなくて店が儲かる仕組みになってる」つって原価ベースで話してくる人なんなんだ。店の損得なんてどうでもよくて客が単品で頼むより安く済んでお腹も満足してるならそれで充分元取ってるだろどんな視点だよ。
— まね (@souroude_gomen) March 27, 2019
世の中の多くの会社って福利厚生やクビにならないっていう事を人参としてぶら下げて、焼肉の食べ放題みたいに、低賃金定額で長時間働かせて人権を奪いつつ、経営者が儲かる仕組みになっているから、それが嫌なら自分が経営者になるしかないよね
— GENKI (@ggggenki) October 22, 2018
食べ放題は儲かる仕組みになっていないと続かないので、ホームは使えないか。。。
どこかの空き家を借りる??— 友の会@館林 (@steptatebayashi) May 28, 2014
ケンタッキーの45分食べ放題は、やっぱり、お店が儲かる仕組みなんだろうな。
— ヒロス (@hirosu1) July 4, 2012
唐揚げ大好きデブしか元取れないですねw RT @qunioca: お客様感謝DAYのふりして実は儲かる仕組みになってる絶対!w @zanzi321 揚げもんやもんw RT ケンタッキーの食べ放題、45分1200円でも行く人いるのか!だってそんなに食べられないでしょ?
— nao T (@zanzi321) July 4, 2012
食べ放題の儲かる仕組みが分からない。仕組みというか、見極め、パワーバランスか。店側の、この価格でなら儲けが出るという設定 VS 客側の、この値段でならモトが取れるという自信。
— kanakana (@kanakana) November 9, 2010