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カオナシの正体は誰の心の中にもいる存在?千と千尋の神隠しの謎に迫る!

2001年に公開された宮崎駿監督の名作、千と千尋の神隠しのカオナシの正体にさぐってみたいと思います。

カオナシは、黒い身体にお面をつけたような顔、その下に大きな口を持っている不思議なキャラクターです。

作品中では、はじめは大人しく主人公の千尋に懐いているようでしたが、後半には油屋を巻き込んでの大暴走を見せました。

そんなカオナシの正体はいったい何なのか、そのモデルはいるのか、そしてなぜ千尋に執着していたのかなどカオナシに関してさまざまな疑問を抱く人も多いはずです。

そこで、大ヒット映画、千と千尋の神隠しのカオナシの正体を探ってみました。

カオナシの正体は欲望の象徴と言う意見

カオナシは欲望に忠実な悲しい存在です。

金で千尋を誘惑する姿から、キリスト教において修行中のイエス・キリストを誘惑した悪魔サタンではないかと言う意見や欲望にまみれた者に罰を与える神様だと言う意見もあるカオナシですが、実はカオナシの真の正体は欲望と言う概念そのものを実体化したキャラクターだと思われます。

上手く人とコミュニケーションが取れず、居場所を求め、思い通りにならなければ暴れる。

そんなキャラクター像は、まさに今どきの若者と言えるかもしれません。

反対に、お金はあるものの自分の存在意義や人との繋がりを失い、お金でしか人の心を振り向かせることができない大人のようにも思えます。

どちらにせよ、純粋な主人公・千尋とは対照的な、欲望に忠実な存在がカオナシの正体であることは間違いないのではないでしょうか。

実はカオナシは誰の心の中にもいるものだった

宮崎駿監督は、

「カオナシは誰の心にも存在する」

と語っています。

つまり、カオナシの正体=人間の心の弱い部分と言うことです。

居場所がなくて寂しくて、存在意義がなくて不安。

そして、自分の正体が何者なのか、自分でも分からない。

自分の言葉ではうまく話せず、人の心もいまいち理解できない。

人に拒絶されるとどうすれば良いのかわからない。

どこか身に覚えがあるという人もいるはずです。

カオナシを見ていると悲しい気持ちになるのは、多かれ少なかれ自分と重なる部分があるからかもしれません。

結果的には、銭婆のもとで心休まる生活を手に入れたカオナシですが、このフィナーレは誰にでも居場所はあると言うメッセージと言えます。

カオナシのモデルはあの監督だった

カオナシのモデルと言われているのは、映画、借りぐらしのアリエッティを手がけた米林昌宏監督です。

このことは、千と千尋の神隠しのヒット祈願イベントで、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが語っていました。

プロデューサーが明かしたこの逸話について、坊の声を演じた神木隆之介も会った瞬間

「あっカオナシだ」

と思ったと便乗しています。

カオナシの声を担当したのは、俳優の中村彰男さんでした。

スタジオジブリは、

「カオナシのアフレコ現場は、爆笑の連続だった」

とも明かしています。

千と千尋の神隠しのカオナシの正体まとめ

いかがでしたか?

千と千尋の神隠しのカオナシの正体について、探ってみました。

カオナシは、欲望の象徴。

そして、人間の心の弱い部分。

これは、誰の心の中にもいる存在です。

千と千尋の神隠しは、カオナシだけでなく、他にも多くの謎やメッセージが詰まった作品です。

何度見ても新しい発見があるので、ぜひまた観てみてくださいね。

Xでのカオナシの正体への反応

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