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秘湯ロマンは長野県の木曽御嶽温泉と木曽駒天神温泉と白骨温泉だった

秘湯ロマンでやってたのは、長野県の木曽御嶽温泉、そして木曽駒天神温泉と白骨温泉でした。

長野県木曽御嶽温泉

長野と岐阜の県境付近にある開田高原に、瀟洒な温泉宿

「つたや季の宿 風里」

があります。

館内は木を基調とした落ち着いた雰囲気です。

客室はベッドタイプの和洋室など全部で21室です。

今回の旅人の秦瑞穂さんは、露天風呂付きの客室に泊まりました。

浴室は、傘の骨組みのような木組みの天井の下に、御影石を配した大きな湯船があります。

ジャグジー付きの浴槽と2つに別れています。

無色透明のお湯です。

露天風呂にも浴槽が2つあります。

雪化粧の木立ちを眺めながら入る露天風呂は格別です。

夕食は食事処でいただきます。

季節を感じる前菜や、自家栽培の野菜、食卓で炙るお造りなど趣向を凝らしたメニューです。

星空を眺めながら入る夜の客室風呂もまた趣があります。

木曽御岳温泉 つたや季の宿 風里

長野県木曽駒天神温泉

木曽御嶽温泉から車で30分の場所にある

「国民宿舎 清雲荘」

は、日帰り入浴もできる旅館です。

男女別の内湯の浴槽には、紅茶のように色づいたお湯が満たされています。

細かい湯の花も舞っています。

泉質はナトリウム・カルシウム炭酸水素塩・塩化物冷鉱泉です。

もともとこの宿に温泉は引かれていませんでしたが、宿のご主人の娘さんが小学3年生のときに近くの川で源泉を発見し、引かれるようになりました。

長野県白骨温泉

上高地線の新島々駅から車で約30分、山の中に温泉街

「白骨温泉」

が見えてきます。

白骨の名湯 泡の湯

この温泉街から少し離れた場所にある老舗旅館

「泡の湯」

の、二間続きに広縁もついた和室に泊まりました。

男女別の大浴場は、泡の湯のお湯には金属を腐食させる硫黄成分が含まれているので、天井から床まで木造りとなっています。

浴槽は2つあり、それぞれ透明な湯と、白濁した湯が張られています。

白骨温泉はそれぞれの宿が自家源泉を持ち、泉質が微妙に異なります。

「泡の湯」

の泉質は含硫黄カルシウム・マグネシウム炭酸水素塩温泉です。

透明な湯の浴槽には、源泉がそのままの温度で満たされています。

「泡の湯」

の湯に浸かると1分ほどで細かな泡がびっしりと肌にまとわりつきます。

白濁した湯も源泉は同じですが、41度前後に温められています。

露天風呂もあります。

飲泉場で源泉を飲むことも出来ます。

硫黄泉ならではの卵のような風味がします。

源泉を使ったお粥もあります。

白骨温泉の各宿が、それぞれの源泉でお粥を作り、提供しています。

「泡の湯」

の夕食は食事処でいただきます。

地元の名物を取り入れた会席料理です。

松本市の奈川という地区の名物

「とうじそば」

などがあります。

また、

「泡の湯」

には今では少なくなった混浴の露天風呂があります。

源泉の目の前にあり、常に新鮮なお湯がとめどなく注がれています。

人工的に掘って作ったものではなく、元々あったくぼみにお湯が溜まってできたものです。

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