埼玉県警の発表によると、埼玉県内で9日から10日にかけて、ランドクルーザー計9台が相次ぎ盗まれる被害があったそうです。
いずれも車には、鍵はかかっていたそうです。
埼玉県警は、犯人が制御システムを不正に操って解錠するキャンインベーダーと呼ばれる新たな手口で盗んだとみて、捜査を開始したそうです。
目次
埼玉県内5市で発生
被害は、鴻巣、本庄、白岡、東松山、春日部の5市で発生したそうです。
自宅の敷地内や民間の駐車場に駐車していたランドクルーザーが盗まれたと言うことです。
このうち春日部市内で盗まれた1台が、茨城県常総市内の商業施設駐車場で発見され、捜査員が調べたところ、キャンインベーダーにより盗まれた可能性が高まったそうです。
キャンインベーダーとは
キャンインベーダーは、車に特殊な機器を接続し、車の各部分に電子信号を送って制御するＣＡＮを乗っ取ると言う手口です。
今年8月に全国初のキャンインベーダーによる窃盗犯摘発
兵庫県警が、今年8月に全国で初めて、この手口によるとみられる高級車の盗難事件を摘発しました。
逮捕された容疑者は、車のフロントバンパーを外し、ヘッドライトの裏側にコードを接続し、特殊な機器でＣＡＮを操って解錠し、エンジンを作動させていたようです。
リレーアタックは数年前から続発
埼玉県警によると、自動車窃盗では、電子キーが発する電波を中継、増幅して盗むリレーアタックと呼ばれる手口が、数年前から続発していたそうです。
しかし、最近では、キャンインベーダーによる犯行が主流になっているそうです。
埼玉県内で増える自動車盗難事件
埼玉県内でも今年に入り、ランドクルーザー約80台が盗まれる被害が確認されているそうです。
埼玉県警は、いずれもキャンインベーダーによる犯行とみているそうです。
電子的な防御策は難しいキャンインベーダー
現時点では、キャンインベーダーに対する電子的な防御策は難しいと言うことです。
そのため埼玉県警は、ハンドルロックやタイヤロックを使って物理的に車を動かせなくするといった対策を呼びかけているそうです。
Twitterでのキャンインベーダーへの反応
キャンインベーダーこえぇ
🚙👾🥷
#プラド150
— Gerorin(@gerorin)Wed Nov 10 23:05:15 +0000 2021
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