国民生活センターが、サブスクリプション型サービスに関する消費者からの相談が毎月500件ほど寄せられていることから、注意喚起を行いました。
契約内容を正しく理解せずに契約して、請求が来てから気付きトラブルになるケースがあるようです。
サブスクの相談で多い内容
相談には、
「〇カ月無料」
などの広告をきっかけにサブスクを申し込み、
「いつの間にか有料サービスに移行していた」
と言うケースや、
「利用していないのに高額な料金が請求された」
という内容が多いようです。
サブスクとは?
サブスク、つまり、サブスクリプション型サービスは、定められた料金を定期的に支払うと商品やサービスを利用できるサービスです。
一度契約すると、利用の有無に関係なく解約するまで料金が発生します。
無料体験の場合、多くは、
「トライアル期間を過ぎても解約されない場合には自動的に有料サービスに移行する」
などの条件を設けています。
このような契約内容を理解しないで手続きをして、後で請求書が届いてから気付く消費者が多いそうです。
国民生活センターからのサブスクへの注意喚起
国民生活センターでは、
- 「無料体験」をきっかけにサブスクを申し込む時は契約条件をよく確認する
- 解約時は事業者の公式ホームページなどで手続きの方法を確認する
- 申し込む前に契約の相手方の事業者名やサービス内容、解約方法を確認する/登録した情報を忘れない
- 利用していないサービスがないかクレジットカードなどの明細を毎月確認する
- 困った時は消費者ホットライン「188」に電話する
と言うように対応を呼びかけ、注意喚起を促しています。
【発表情報】
「無料体験」「無料トライアル」のつもりが、いつの間にか有料プランに!?
予期せぬ“サブスク”の請求トラブルに遭わないために、契約条件・解約方法をよく確認して申し込みましょう。
困った時は、消費者ホットライン「188」に電話https://t.co/8Rr4ZIGcQX pic.twitter.com/OaR6w3rYYQ— 国民生活センター (@kokusen_ncac) October 7, 2021