Twitterが、デジタル通貨のビットコインで、他のユーザーにチップを送れるようにする機能提供を開始しました。
Twitterは、ユーザーが、Twitter上で、新しい形の暗号資産であるNFTを追跡したり提示したりできる方法も研究しているようです。
NFTは、芸術や音楽、さらには、ツイートのような唯一無二のデジタルアイテムや物理的アイテムの所有権を示すのに利用できるそうです。
例えば、TwitterのCEOであるJack Dorsey氏は、初ツイートをNFTとして290万ドル、約3億2000万円で販売しました。
決済サービス企業Squareも運営するDorsey氏は、仮想通貨の支持者としてよく知られています。
そのため、Twitterが、この分野に、どのような形で参入するかを検討しているのもまったく意外ではないようです。
Twitterの、製品マネージャーであるEsther Crawford氏は、20億人の人々が、従来型の銀行サービスを利用していないとしています。
そして、デジタル通貨のおかげで、世界中の人々が、以前よりも容易に支払いを受けられるようになったと語っています。
「支払いを受ける手段を誰もが利用できるようにしたい」
とEsther Crawford氏は、記者会見で述べて、さらに
「デジタル通貨は、より多くの人々が経済に参加するのを促し、摩擦をできるだけ抑えながら人々が国境を越えて互いに送金する手助けをしており、われわれの目標達成に役立つ」
としています。
Twitterは、これまで投げ銭機能をテストしてきました。
まずは、iOSユーザーを対象に、世界中で同機能をリリースし、今後、数週間かけて、Androidにも対応するそうです。
Twitterによると、ユーザーは、ビットコインアドレスを提供するか、決済アプリのStrikeを使ってビットコインで送金できるということです。
現金での送金には、Bandcamp、Cash App、Patreon、Venmoなどの決済サービスを利用できるそうです。
Twitterでビットコインで投げ銭へのネットの反応
おひねりと呼べよ