日本で花と言えば桜と答える人が多いですね。
日本人は桜が大好きという人が多いんです。
海外の国を見てみると、フランスでは花と言えばバラなんです。
そして、日本人が好きな桜と言えばお花見です。
もともとは、平安時代に貴族の間で庭に桜の木を植えるのが流行ったのが始まりだとか。
ところが、奈良時代では、桜ではなく梅をながめて楽しんでいたそうなんです。
ですから、奈良時代には花見と言ったら梅の花を見る宴だったのですが、平安時代に桜を見る宴が開かれるようになってから、花見と言ったら桜を指すようになったのだそうです。
この満開の桜の下で大勢で飲んで食べて大騒ぎしながら楽しむという習慣は日本だけだそうです。
桜の種類によって咲く時期と期間は違います。
共通しているのは、どの桜でも咲いているのはわずか一週間足らずということ。
春の訪れを感じさせるつかの間の美しさを見せてくれる桜の花。
キレイに咲き誇った後のあまりにあっけない散り方は、よく人の一生にもたとえられます。
もともとは貴族の楽しみとして開かれていたお花見。
普通の人たちの間に、お花見が広まったのは、江戸時代に入ってからのことだそうです。
桜の名所と呼ばれる場所にでかけていって、桜を観賞するという風習が広まりました。
現代では、桜の木の下で宴会を開くことが多いですね。
そして、平安時代の貴族のように桜の宴を楽しんでいます。
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花見でにぎわう有名な場所
毎年、花見でにぎわう有名なところと言えば、東京の上野公園や隅田川河畔、靖国神社境内などがあります。
遠方の人などは、テレビのニュースなどで耳にすることもあるのではないでしょうか。
満開の桜並木の下では、連日家族連れや学生仲間、仕事仲間など、いろんなグループのお花見でにぎわいます。
夕方になれば、仕事を終えたサラリーマンたちがどっと繰り出して、夜桜見物も盛り上がります。
京都の花見で有名言えば、祇園の丸山公園の清楚なしだれ桜、鴨川から高野川へかけての美しい桜堤、平安神宮の妖艶な八重紅しだれなどがあります。
京都の桜に雅さを感じる人は多いのではないでしょうか。
ソメイヨシノ
園芸がさかんになった時代が江戸時代です。
いろんな品種を交配させて桜の花の新品種がたくさん作られた時代です。
ソメイヨシノ。
現在の鑑賞用の桜の代表です。
毎年の桜前線の基準になっているのがソメイヨシノです。
このソメイヨシノは、エドヒガシという品種とオオシマザクラという品種の交配で生まれた品種です。
江戸近郊の染井村、現在の豊島区駒込辺りの植木屋が江戸の後期に作ったと言われています。
と言っても、このソメイヨシノには諸説があり、確実な起源は明らかになっていないそうです。
成長が早く、老化も早いソメイヨシノ。
人間にたとえられることも多いですが、高齢化にある現在の日本では、人間よりも寿命が短く60年から70年、長くて80年程度の寿命だと言われています。
何か、あわれさを感じてしまうのは、アラ還おやじだけでしょうか?
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お花見のお弁当
お花見と言ったら、お弁当です。
気の合う仲間でキレイな桜を眺めながら食べる美味しい弁当は最高です。
仲良さも、絆もいっそう強くなる気がします。
そんなお花見の弁当ですが、定番のおにぎりやおいなりさん、ちらしずしもいいですが、サンドイッチも手軽に食べられていいですよ。
カラフルなピックをさして、ハムでお絵かきしたような花びらやハート型のサンドイッチを持って、近くの公園に足を運んでみませんか。
サンドイッチの材料 4人分
- サンドイッチ用の食パン 16枚
- チーズ 8枚
- レタス 3~4枚
- ハム 8枚
- バター 適量
- マヨネーズ 適量
サンドイッチの作り方
- バターを塗ったパンの間にチーズとレタスを挟みます。
- 好きな型抜きで、そのパンをくりぬきます。
- 型抜きでハムの飾りを作ります。
- 好きな形にくりぬいたパンにマヨネーズを塗り、型抜きで作ったハムを飾り付けてピックでとめます。
以上で完成です。
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