大谷翔平選手が全国の小学校に寄贈したグローブの一部が別府市に届きましたが、市長が市役所に展示するとSNSで発表したことが波紋を呼んでいます。
市長の行動に対しては市民から批判の声が相次いでいて、市長も反論しています。
大谷翔平が全国の小学校に寄贈したグローブの一部が別府市に届く
大谷翔平選手は昨年のMLBシーズン終了後、日本全国の小学校にグローブを寄贈すると発表したのは記憶に新しいところです。
その後、大谷選手は
「野球しようぜ!」
と言うメッセージとともに、ニューバランス社のジュニア用グローブ約6万個を日本全国2万の全小学校に3つずつ届けると発表しました。
別府市にも3つのグローブが1月17日に到着し、別府市長である長野恭紘市長が受け取りました。
別府市長がグローブを市役所に展示するとSNSで発表する
市長は、グローブを受け取ったことをSNSで報告し、
「私が見るだけではもったいない!と言う事で、市役所正面入り口に当分飾ります!」
と投稿しました。
視聴の発表通り、市役所の1階ロビーにグローブが展示され、市長はグローブを見てみたい市民に見せることが教育になると主張しました。
市長の行動に対して批判の声が相次ぐ
市長のSNSの投稿に対して、
- 学校に配られた物を勝手に展示するのは納得がいかない
- 市長の私物のように感じる
などと批判的なコメントが殺到しました。
グローブの管理方法について校長から不安の声があがりました。
また、
「早く子どもたちに届けてほしい」
と言った声を受けて市長は展示期間を短縮することを決定しました。
そして、1月30日に開かれる定例校長会でグローブを配布し、それまで市役所で展示すると市教委が決定しました。
市長は、今回の批判に対して法的措置を検討すると述べ、自身の行動には問題がないと主張しています。