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ぺこぱポジティブNEWSでやってた吃音を抱えた若者

ぺこぱポジティブNEWSで、吃音を抱えた若者を取り上げていました。

注文に時間がかかるカフェ

兵庫県神戸市三宮のイベントで開かれた、

「注文に時間がかかるカフェ」

のカフェスタッフは、吃音を抱えた若者です。

吃音は、言葉がなめらかに出ない発話障害の1つで約120万人が症状を抱えています。

接客に挑戦したスタッフは、

「自信に繋がった」

と話し、お客さんの中には同じ吃音の方もいました。

このイベントは、これまでに東京や三重などで開かれ、今回の神戸で6度目の開催です。

今後は、福岡や宮城で開催が決定しています。

カフェの発起人で吃音を抱える奥村さんは、吃音で接客業を諦めていました。

「自分がやりたいことにチャレンジして欲しいと思い開催している」

と話しました。

以前、このカフェに参加した大木さんは、

「このカフェがきっかけで私でもできるかもしれないと思えたのが変わった」

と話しました。

吃音の現実

伊集院光さんは

「尊敬する兄が吃音者で兄の影響でこの仕事をしている」

と明かし、

「兄が笑われる姿も見てきているのでこういうところがあるんだと思った」

と話しました。

ここで言語障害に詳しい筑波大学の宮本教授を招き、詳しい話を聞きました。

吃音者の割合は、成人で100人に1人だそうです。

子供で20人に1人だそうです。

治療法がないわけではありませんが、明確に効果のあるものは見つかっていません。

原因は、7割は遺伝と関係していることが多く、ストレスなどによって突発的に起こることもあるそうです。

「接する際は声をかけず最後まで聞くことが大事だ」

と話しました。

伊集院光さんは、

「兄は家族間で披露する吃音のギャグを沢山あるが、それと一般社会に通用するかは別だ」

と話しました。

また、

「苦手だからといって特別扱いしてあげることが、それでもやりたいという人の門を閉ざすことにもなるのでバランスが難しい」

と話しました。

松陰寺さんが吃音について総括しました。

「大切なことは個性を受け入れる側にある。ツッコミはこうあるべきだという常識を破り、僕らは世に出られたのかもしれない。全てを受け入れていきましょう」

と話しました。

吃音症状は大きく3つ

吃音とは、スムーズに言葉を話せない状態です。

例えば、吃音の場合、以下のような話し方になります。

  • 連発
  • 伸発
  • 難発

連発とは「いちご」を「いいいいいちご」といったように音を繰り返してしまう症状のことを言います。

伸発は「いーちご」といったように音を伸ばしてしまう症状のことです。

難発とは「・・・・いちご」のように音がつまってなかなか出ない症状です。

連発や伸発とは違い、ただ黙っているだけだと思われるので、吃音だと分からないことが多いです。

このように吃音の症状は、大きく3つに分けられます。

人によって症状が異なり、重い人もいれば軽い人もいます。

吃音の人は、スムーズに人と話ができないため、何かと苦労することが多く、ストレスを抱えている人がほとんどです。

また、仕事に支障をきたしたり、人間関係の構築に影響を及ぼすこともあります。

中には吃音が原因でいじめられたり、からかわれてしまって、不登校や引きこもりになるケースも珍しくありません。

吃音の原因

吃音の原因は、次のようなことが関係していると言われています。

  • 子供の頃のトラウマ
  • 育った環境
  • ストレス
  • 不安

子供の頃に体験したトラウマが原因で吃音の症状が現れます。

例えば、両親の離婚、両親の自殺などが引き金になります。

育った環境も吃音と大きく関係していると言われていて、両親のしつけが厳しかったり、子供のペースを崩すような環境の場合、発症しやすいです。

さらにストレスも吃音の原因だと言われています。

大人になってから吃音の症状が現れた場合、たいていはストレスだと考えていいでしょう。

誰でも仕事のストレスや家庭でのストレスなど、日々何かしらのストレスを感じながら生活をしています。

しかし過度にストレスを受け続けると吃音を発症させる原因になると言えます。

そして、吃音による不安も原因の一つです。

自身が症状に気づいた場合、どもってしまうのが怖くなります。

そうするとさらに症状が悪化します。

どもった時に周りの人に笑われたり、からかわれたりした場合に陥りやすいです。

吃音の治療法

吃音は残念ながらいまだに絶対に治るという治療法が見つかっていません。

吃音の治療法は色々あり、人によって合う合わないもあります。

自分に合った治療法を見つけることが、克服への第一歩だと考えてください。

代表的な吃音の治療法には、次のような方法があります。

  • 発声練習
  • 薬物療法
  • カウンセリング
  • DAF装置

発声練習をすることで、吃音が治る場合があります。

その発声練習でよく行われているのが腹式呼吸法です。

腹式呼吸のトレーニングは吃音改善に効果があると言われてので、試してみるのもいいかもしれません。

病院にかかった場合、薬を処方されることもあるでしょう。

薬を飲むことで不安な気持ちを和らげ、症状が改善される可能性があります。

カウンセリングを受けて、幼少期のトラウマが原因となっているストレスなどを解決することで吃音が改善するかもしれません。

また、DAF装置と呼ばれる機械を使った治療もありますが、治る人もいれば、治らない人もいます。

吃音は何科を受診すれば良い?

吃音で病院に行きたい場合、何科に行けばいいのか分からない人も多いでしょう。

基本的に吃音の場合は心療内科、精神科、耳鼻咽喉科に行けば問題ありません。

「耳鼻咽喉科で大丈夫?」

と不安に感じるかもしれませんが、言語聴覚士がいることが多いので安心してください。

言語聴覚士がいるかいないかは、吃音を治す上で非常に大切なので、念のために確認しておきましょう。

そして、治療を受ける際に気になるのが健康保険の問題です。

健康保険が適用されるかどうかは病院によって違います。

適用される病院もあれば、適用されない病院もあるので、事前に確認しておいた方がいいでしょう。

経済的負担を減らすためにも健康保険が使える病院を探すようにしてください。

また、病院を探す場合は吃音治療に力を入れているところを見つけましょう。

普通の病院に行っても効果的な治療を受けることができず、いつまで経っても改善できない可能性が高いです。

口コミなどを参考に病院を探してみてください。

吃音は感知するのか?

専門家の間でも吃音は完治できないという意見もあれば、完治できるという意見もあります。

では、どちらが正しいのでしょうか?

完治できるかどうかは症状の度合いによって異なると考えた方がいいかもしれません。

基本的に幼少期の軽い吃音であれば、治療を行えば完治できる可能性が高いです。

子供の頃は吃音に悩んでいても、大人になってから改善したいという人もたくさんいます。

人によっては何もしなくても自然に完治したというケースもあります。

そのため、軽い吃音程度なら完治できると考えていいでしょう。

問題は重度の吃音です。

重度の吃音の場合は大人になっても治らず、逆にストレスによって悪化してしまう可能性もあります。

大人になってから吃音を完治させるのは非常に難しいので、改善を目指した方がいいでしょう。

完治はできないかもしれませんが、大人でも症状を改善することは可能です。

日常生活に支障をきたさない程度になら、治療次第で改善できると思っていいでしょう。

吃音者の就職

吃音だと就職が難しいように感じますが、できるのでしょうか?

結論からいうと吃音でも就職はできます。

しかし、一般の人よりも難しいのは事実です。

面接の時にどもってしまったり、電話や会議で思うように話せなかったりなど就職活動中はもちろん、就職してからも吃音に悩まされるでしょう。

それでも就職して、業務をこなしている人はたくさんいます。

なにかと苦労するかもしれませんが、必ずしも就職できないと言うことはありません。

吃音の人が就職する場合、人と会話をする機会が少ない仕事を選ぶのか、逆に会話をする機会が多い仕事を選ぶのか、2つの選択肢があります。

吃音の問題で仕事を辞めたくない、どうしても会話が苦手という場合は話す機会が少ない仕事がいいでしょう。

一方、意地でも吃音を克服したいという場合は会話をする機会が多い仕事をあえて選ぶというのも一つの方法です。

吃音の人にとって営業や販売は難しい仕事ですが、たくさん話す機会が多いので、克服できるチャンスでもあります。

実際に営業や販売の仕事に就いて克服したという人も多いです。

ただし、場合によっては症状が悪化する可能性もあるので注意しないといけません。

吃音者は頭の回転が速い

吃音の人は頭がいいと言われることがありますが、事実なのでしょうか?

頭がいいと言うよりも頭の回転が速いと言った方がいいかもしれません。

一般的に吃音の人は普通の人よりも頭の回転が早く、言語機能が追いつけないために症状が出ると言われています。

だからこそ、吃音を克服するのに大事なのがゆっくりと話すことです。

吃音の人は基本的に早口の傾向があるので、意識してゆっくりと話す練習をしてください。

頭の中でしゃべりたいことを一度整理して、ゆっくりと自信を持ちながらしゃべればどもらずに話せるようになるかもしれません。

ただ、このゆっくりと話すというのが簡単そうで意外に難しいものです。

何か苦手なことをする場合、早めに終わらせたいのは誰でも同じです。

吃音の人も同じで、早くしゃべり終えたい気持ちがあるため、どうしても早口になってしまいます。

さらに緊張が原因で早口になってしまうこともあるでしょう。

そう簡単にゆっくりと話せるようになるわけではないので、焦らず根気強く練習していきましょう。

TwitterでのぺこぱポジティブNEWSでやってた吃音への反応

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