能登半島地震に伴う志賀原発への津波被害について、北陸電力が発表しました。
地震からの津波到達までの経過や原発の安全対策に関する情報が公表され、その状況を詳しく見ていきましょう。
目次
地震発生から1時間35分後に最大約3メートルの津波が到達
能登半島地震が発生したのは1月1日の午後4時10分でした。
この地震は、石川県志賀町に位置する志賀原子力発電所でも揺れを感じさせました。
北陸電力は9日、志賀原発の前面海域で水位が約3メートル上昇したことを発表しました。
詳しい解析によると地震発生後20分ほどで約1メートルの津波が到達し、その後、海面の変動が続き、地震から1時間35分後には約3メートルの最大津波が到達していたことが分かりました。
志賀原発には津波を観測するための専用の潮位計は設置されていない
志賀原発には津波を測定するための専用の潮位計が設置されていないため、直接津波の高さを測ることはできませんでした。
それでも、海水を取り込む設備の水位解析や資材を積み上げる岸壁での海面水位の測定値を利用して、津波の高さを推定しました。
加えて、海底に設置された波高計から送られたデータも約3メートルの水位上昇を示していました。
志賀原発の敷地は海抜11メートルの高さにあり、津波によるプラントへの影響はなかった
志賀原発の敷地は海抜11メートルの高さに位置し、4メートルの防潮堤や防潮壁が整備されています。
北陸電力によると、津波が原発に影響を与えることはありませんでした。
地震が発生した際志賀原発は自動的に停止し、現在も安全な状態で停止していると報告されています。
北陸電力は引き続き津波の評価やプラントの状況を監視し、必要な対策を着実に講じていく方針です。
Xでの志賀原発に津波への反応
志賀原発
水位計に変化なし
→水位計3m上昇が分かったが津波到来とは限らない
→解析の結果やっぱり津波3mでしたいや、中学理科レベルの結論に数日要した? https://t.co/wVWeLwGDJ8
— buzzuritama (@buzzuritama) January 10, 2024
志賀原発は3メートルの津波で電源喪失や水漏れか
東南海地震の20メートルとか40メートルの津波がきたら太平洋側の原発は全てアウトでは
っか、原発は地震が流されてどっかいっちゃうかも笑
— 👑音速のGOX(2冠)⚡️ (@GOXGOXGOX2) January 10, 2024
志賀原発の想定津波高は7.1m、平均海面かは敷地までの標高は11m、防潮堤を合わせると15mとなる。津波3mなら影響なさそう。むしろ隆起して標高上がってるのでは。 pic.twitter.com/9JXrHq0l7T
— Hiroyuki.I (@HiroyukiI15) January 10, 2024
#羽鳥モーニングショー #志賀原発
玉川さんがこれから津波が10m越えることありますかと質問を専門家にしたら
ありますと言っていた。絶対に再稼働は反対だし原発廃止するべき。#能登半島地震 pic.twitter.com/ttzvcePJuO— ミントグリーン (@look0415ty) January 10, 2024
志賀原発に津波が到達していたわけだ。これを政府が知っていなかったはずはないね。隠蔽しようとしたんだね😡
— さえきかずひこ (@UtuboKazu) January 9, 2024
じゃあなんですか、津波警報の出てる中、何度も大揺れする状況で海の様子を見に行き、あなたにわかるようにご報告申し上げればよかったんですか! 北陸電力志賀原発は何か隠してる説の人!
— chie (@chie_boooo) January 9, 2024
志賀原発もこれだけ動いてるということは、配管も含めて不具合だらけと考えるべき。使用済み核燃料プールのスロッシングの影響も。電源喪失してないからと言って安心できる状況では決してない。海岸線は土砂崩れ、3mの津波も来ていた。外部からの送電も一部送電線が破損し使用不可に。全部だったら? https://t.co/xvxaBAArIH
— パセリ (@romantist888) January 9, 2024
志賀原発、水位上がった、とか言ってたけど何が「水位」だよ。案の定、津波🌊来てたんじゃねえかよ誤魔化しやがってクソが
— ニニョthe Mellow🤧 (@DJCutmeloose) January 9, 2024