春の飛騨高山で毎年開催される「春の高山祭」
春の「山王祭」と秋の「八幡祭」の二つの祭の総称を「高山祭」と言います。
そのうちの春の高山祭は、高山に春の訪れを告げる「山王祭」です。
日枝神社、通称山王様の例祭で、毎年4月14日・15日の二日間行われます。
春の高山祭安川通りの南側である上町に「山王祭」の屋台組の宝である屋台12台が登場して、そのうち3台がからくり奉納を行います。
他にも様々なからくり奉納、屋台曳き揃えの他、祭り行事で、賑やかな伝統芸能が繰り広げられます。もあり飛騨高山の春を思いっきり楽しむことができます。
今回はそんな春の高山祭を紹介します。
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目次
2020春の高山祭の日程は?
2020年の春の高山祭はいつ開催されるのでしょうか?
2020年春の高山祭の開催日程は
2020年4月14日(火)〜4月15日(水)の日程で開催されます。
2020春の高山祭には何がある?見所は?
春の高山祭ではどんなものがあり楽しむことができるのでしょうか?
次は春の高山祭の見所を紹介します!
御巡幸(祭行列)
春の高山祭では御巡幸(祭行列)が見どころの一つです。
神輿を中心に、獅子舞や闘鶏楽、裃姿の警固など総勢数百名の大行列が町を巡る様子は圧巻です。
14日午後に日枝神社を出発し氏子の家々を巡った後に神輿はお旅所で一泊します。
翌15日の午後にお旅所を出発し、日枝神社へ戻ります。
とにかく、昔ながらの衣裳は必見です!
● 御巡幸(祭行列)日程
14日午後1時日枝神社 出発
14日午後4時ころお旅所 到着
15日午後12時30分お旅所 出発
15日午後4時ころ日枝神社 到着
屋台曳き揃えとからくり奉納
春の高山祭では屋台曳き揃えとからくり奉納も見どころです。
●屋台曳き揃え
飛騨の匠の技を伝える「山王祭」の屋台は、国の重要有形民俗文化財に指定されていて、その屋台11台が勢揃いします。
屋台曳き揃え日程
日 時 間 屋 台 曳き揃え場所
14日 午前9時30分から午後4時頃 神楽台・三番叟・龍神台・石橋台 旅所前広場(高山陣屋前)
14日 午前9時30分から午後4時頃 上記屋台以外の7台 神明町通り
15日 午前9時30分から午後4時頃 神楽台・三番叟・龍神台・石橋台 旅所前広場(高山陣屋前)
15日 午前9時30分から午後4時頃 麒麟台・青龍台 本町1丁目
15日 午前9時30分から午後4時頃 上記屋台以外の5台 さんまち通り
●からくり奉納
お旅所前では、三番叟・龍神台・石橋台によるからくり奉納が披露されます。
3台とも熟練の綱方が幾本もの綱を操って人形を操作する大変高度な技術を必要とします。
まるて生きているかのような人形の繊細かつ大胆な演技に圧倒されます。
奉納は14日・15日とも午前と午後の1日2回です。
からくり奉納日程
14日 お旅所前にて、午前11時頃と午後2時30分頃
15日 お旅所前にて、午前10時頃と午後2時頃
・一回の奉納は50分程度です。
・安全確保と事故防止のため、混雑状況によっては、からくり奉納開始前でもお旅所前への侵入を制限することがあります。
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ホテルの宿泊料金や予約方法は?
春の高山祭で宿泊することのできるホテル!
ホテルのに宿泊する際の値段や予約方法などを紹介します。
春の高山祭ホテルの宿泊料金と予約方法
実際に宿泊することができるホテル。
春の高山祭のホテルのは飛騨高山にあるホテルでおすすめのホテルをご紹介します。
ご予約は、各ホテルの公式サイトからできます。
■本陣平野屋花兆庵
飛騨高山の町の中にありながら、玄関を入ると、季節の花としつらえが、やさしく迎えてくれる宿です。
何よりも、旅人の心を包むくつろぎを大切にしたおもてなしの宿が本陣平野屋花兆庵です。
●住所 岐阜県高山市本町1-34
●電話 0577-34-1234
●公式サイト 本陣平野屋花兆庵
●目安料金 1名あたり 26,400 ~242,000円
●アクセス JR高山線高山駅→徒歩約7分またはタクシー約3分
■倭乃里
囲炉裏が燃え水車が回る大自然の中の別世界をご堪能ください。
心なごむ「佇び」「寂」の風情、くつろぎと安らぎの里、倭乃里。
旬の味溢れる山里日本料理をお楽しみいただける宿です。
●住所 岐阜県高山市一之宮町1682
●電話 0577-53-2321
●公式サイト 倭乃里
●目安料金 1名あたり 55,000 ~204,600円
●アクセス JR高山本線高山駅→タクシー約20分
■八ッ三館
創業安政年間の老舗料亭旅館です。
当時の佇まいを今に残す本館は必見!
四季の素材を吟味した月替わりの会席と庭園露天風呂であなたを迎えてくれます。
●住所 岐阜県飛騨市古川町向町1-8-27
●電話 0577-73-2121
●公式サイト 八ッ三館
●目安料金 1名あたり 21,000 ~142,560円
●アクセス JR高山本線飛騨古川駅→徒歩約7分またはタクシー約3分
■花扇別邸いいやま
閑静な場所で木の温もりと囲炉裏会席を中心とした会席料理で真心をこめておもてなししてくれる宿です。
●住所 岐阜県高山市本母町262-2
●電話 0577-37-1616
●公式サイト 花扇別邸いいやま
●目安料金 1名あたり 41,000 ~221,100円
●アクセス JR高山本線高山駅→バス花扇別邸いいやま当館行き約15分当館下車当館出口→徒歩約0分またはタクシー約10分
■飛騨亭花扇
天然温泉「神代の湯」の湧き出る大浴場・露天風呂、四季折々の山のめぐみと飛騨牛を楽しめる宿です。
●住所 岐阜県高山市本母町411-1
●電話 0577-36-2000
●公式サイト 飛騨亭花扇
●目安料金 1名あたり 32,400 ~116,600円
●アクセス 中部国際空港→私鉄中部国際河和内海方面行き名古屋駅下車→JR高山線高山行き約135分高山駅下車→タクシー約7分が運営しています。
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春の高山祭へのアクセス方法
陣屋までは、JR高山本線「高山駅」から徒歩12分ほどです。
春の高山祭に合わせ、特急「ワイドビューひだ」号の臨時列車も運行されるようです。
臨時列車の時刻などは、まだ発表になっていないようです。
春の飛騨高山の気温や服装は?
4月の飛騨高山は、少し寒い感じです。
高山祭前後にやっと桜が満開になるくらいの気候ですからね。
と言っても、昼間は晴天だと暑いくらいです。
ところが、夜は寒い。
つまり、寒暖の差が激しいんです。
日中は、薄物のニット1枚でも十分な感じで上着はいらないくらいです。
夜は、上着が必要です。
とにかく寒暖の差が激しいということを念頭において服装は準備して行った方が良いですね。
春の飛騨高山周辺のおすすめ観光スポット
■日枝神社
流造りの本殿や寄棟造りの拝殿が深い杉木立の中に建っていて、例祭の春の高山祭はよく知られています。
●住所 岐阜県高山市城山156番地
●電話 0577-32-0520
●アクセス 高山駅から徒歩で20分
■城山公園
天守閣・二の丸石垣・三の丸堀など昔の面影があり、市街を一望できます。
●住所 岐阜県高山市城山
●電話
●アクセス 高山駅から徒歩で
■高山城跡
市街の南東、市内を一望にする城山一帯を指します。
高山城は1588(天正16)年金森長近によって築城された平山城で、約100年間金森氏6代の居城でしたが、金森氏移封後の1695(元禄8)年に幕命で取り壊されました。
現在城の面影は、本丸の礎石・二之丸石垣などに残るにすぎませんが、城山公園となっています。
●住所 岐阜県高山市城山、神明町
●電話
●アクセス 高山駅から徒歩で25分
■日枝神社の大杉
樹齢推定1,000年、目通り約7m、高さ約39m、樹勢はすこぶる盛んです。
この杉のように太いものは、県下にも多くは見られないそうです。
県指定されたのが、昭和31年2月24日だそうです。
●住所 岐阜県高山市城山156番地
●電話
●アクセス 高山駅から徒歩で20分
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■高山市三町伝統的建造物群保存地区
城下町の中心、商人の町として発達した上三之町を中心に、江戸末期から明治期に建てられた屋敷等が軒を連ねる古い町並みです。
景観を維持するために電線をすべて軒下配線にするなど、徹底した保護を続けています。
また、通りには地酒や朴葉味噌など、飛騨高山ならではの名産品を扱う店がずらりと並んでいます。
飛騨高山の歴史と文化の町並みを守り続ける保存地区となっています。
●住所 岐阜県高山市上三之町界隈
●電話
●アクセス 車:東海北陸道飛騨清見ICよりR158経由高山市内方面へ30分。電車:JR高山駅より徒歩12分
●営業時間 店舗により異なりますが、おおむね17:00で閉店します。
●休業日 各店不定休
■新穂高ロープウェイ
●住所 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷新穂高
●電話 0578-89-2252
●アクセス 車:東海北陸道飛騨清見ICよりR158経由高山市内方面へ30分。電車:JR高山駅より徒歩12分
●営業時間 8時30分~16時 ※季節変動あり
●料金 大人:2900円 (往復)
●公式HP 新穂高ロープウェイ
■飛騨大鍾乳洞&大橋コレクション館
長さ800mの洞で鍾乳石の色彩が美しいことで有名です。
ヘリクタイトと呼ばれる珍しい鍾乳石が日本の観光鍾乳洞では一番多くみられます。
●住所 岐阜県高山市丹生川町日面1147
●電話 0578-89-2252
●アクセス 高山駅からバスで30分
●営業時間 年中無休 4月~10月 8:00~17:00 11月~3月 9:00~16:00
●公式HP 飛騨大鍾乳洞&大橋コレクション館