10月5日9時ころに発生した台風14号(チャンホン)。
7日15時には、強い勢力となって、現在も発達を続けているという状況です。
台風14号(チャンホン)の10月8日現在の状況は?
10月8日現在、14号(チャンホン)は、発達を続けたまま北上しています。
本日午前5時ころには、鹿児島・屋久島で瞬間風速29.2メートルが観測されるなど、その勢力は弱まっていないようです。
1時間に約20㎞という速度で、北上を続け、中心気圧は970hPaで、中心付近の最大風速は35m、最大瞬間風速50mとなっています。
中心から半径95㎞以内では、風速25m以上の暴風となっているようです。
【台風14号情報】
強い台風14号(チャンホン)は沖縄の東の海上を北上中です。奄美地方などが風速15m/s以上の強風域に入っています。
明日9日(金)にかけて北上を続けたあと、週末には東に向きを変えて、本州にかなり接近するおそれがあります。今後の情報に注意してください。https://t.co/K950CWyd8U pic.twitter.com/4DgkCygx8C— ウェザーニュース (@wni_jp) October 7, 2020
台風14号(チャンホン)の進路は?
強い台風14号(チャンホン)は、現在も北上を続け、明日9日以降は、西日本に近づくおそれがあるということです。
【要注意】台風14号、西日本・東日本へ接近のおそれhttps://t.co/4WQG4Czl6I
台風は週末にかけて北上を続け、週の後半には奄美や九州に接近するおそれがある。日本列島の南岸を東に進む予想だが、現段階では進路やスピードには予想の幅が非常に大きく、正確に絞り込むのが難しい状況という。 pic.twitter.com/rCvNYq0kVv
— ライブドアニュース (@livedoornews) October 5, 2020
台風14号(チャンホン)の勢力は?
台風14号(チャンホン)は、発達しながら日本列島に接近しています。
進路もスピードも定まらないという状況で、強い勢力に発達した台風14号(チャンホン)は、日本へゆっくりと近づいている模様です。
台風14号(チャンホン)が、秋雨前線を刺激しているため、大雨が数日続く可能性もあるようなので、十分な注意・警戒が必要です。
西日本や東日本は、本日8日から大雨に、警戒が必要ということです。
【今日の天気】
台風14号が強い勢力で大東島地方や奄美地方に最も近づきます。強い雨風に警戒してください。
東北南部から西日本にかけては秋雨前線の影響で広く雨。東京など太平洋側では昼間も気温が上がりません。沿岸では風も強く吹き、いっそう寒く感じられます。https://t.co/6njIQLisSV pic.twitter.com/usTthMFwzp— ウェザーニュース (@wni_jp) October 7, 2020
台風14号(チャンホン)のまとめ
台風14号(チャンホン)は、現在の状況によると、10月10日から10月11日頃にかけて、九州から関東にかけて接近するおそれがあります。
うねりを伴った高波に警戒し、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水、強風に注意・警戒してください。
秋の台風は、夏の台風に比べて、被害がおおきくなる傾向にあると言います。
去年、2019年10月に発生した、令和元年東日本台風と呼ばれた台風19号。
静岡県伊豆半島に上陸し、関東甲信や東北地方などが、記録的な大雨となって、想像を絶する甚大な被害が出たのは、記憶に新しいですね。
なぜ、秋の台風は、被害が大きくなってしまうのか?
その要因の1つにあるのが、秋雨前線なのだそうです。
台風が、秋雨前線を刺激することで、数日にわたって大雨が降り続くことがあるのだそうです。
そこに、秋は、太平洋高気圧の縁が本州付近と重なってしまうため、高気圧の縁を、台風が進むことで、本州直撃となりやすくなるのだそうです。
そんな秋の台風である台風14号(チャンホン)。
甚大な被害が、出ないことを願うばかりです。